もうリリースから丸1年以上経つんですよね。
「THE DAY」や「真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」が入ってるしきっと最高のアルバムだろう!
と思って一聴したときは期待との落差に「え……?」となった記憶があります。
でも何回も聴いているうちに良さがだんだん分かってきて、今はどの曲も大好きです。ある1曲を除いては……
では、1曲ずつ行ってみましょう!
1. THE DAY
「オー!リバル」の次のシングル。「RHINOCEROS」から数えても半年以上ぶりで、メチャクチャ期待してたら期待以上だった曲。サビの疾走感はさすが。1曲目がこの曲なのも納得です。
ロマポルの「THE WAY ver.」も大好きすぎて、いつか音源化しないかな……と淡い夢を抱き続けています。(苦笑)
「THE DAY HAS COME」っていうくらいだから、この曲の主人公にとっての「その日」はきっともうやってきているんでしょうね。「その日」を迎えて、からの「明日」はどうなるだろうか……という逡巡。そんなことが描かれた歌詞。
2. Working men blues
初聴はピンときてなかったけど聴いているうちに好きになって行った曲その1。
リリース時に新橋駅前で生披露したのが話題になっていた曲。
世相を少し皮肉りながら何とはなしに背中を押す感じは本当にピカイチのセンスがあります。
3. 君の愛読書がケルアックだった件
こういう感じ、いかにも晴一らしいなーっていう。笑
「架空のキラキラ映画」のテーマ曲、っていう設定もさもありなん……と思ってたらツアーで本当に映像作ってたのには驚きました。
4. I believe
この聴いてると「光のストーリー」とか「ロスト」を思い出すのは自分だけでしょうか?
昭仁の作る「壮大なバラード」の「壮大さ」が年を経るごとに壮大になっていっているのがすごい。(ボキャ貧)
5. LiAR
ロマポルで「出来たてホヤホヤ」の状態で披露されたとき、またラテンなんだ!ってすごく驚いた記憶があります。
で、シングル買って聴いたら歌詞がだいぶ変わっててさらに驚いた記憶。笑
リバルがコナン映画のタイアップがあったとはいえ人口に膾炙したことで、「ポルノのラテン曲といえばサウダージ・アゲハ蝶」というパブリックイメージを覆すことに成功したことは大きかったのだな、と。
それはつまり「本当の意味での、本間さんからの脱却」を意味していたはずなので。
そしてその流れを受けてのラテン曲……上がらないはずがない!
6. Fade away
時折顔を出す「ダークサイド昭仁」、その真骨頂。シングルリリースされなかったのが非常に惜しい。
「不感症の街」「欺瞞と虚言の臓器」となかなか衝撃的なワードが散りばめられた歌詞もさることながら、魂の咆哮というか全身全霊ぶつけて訴えかけてる感が心に響きます。
そして巻き舌になって歌ってるのが珍しい一曲。
7. クリスマスのHide&Seek
「Hard Days, Holy Night」以来のクリスマス曲。
ツアーの時のアレンジが物凄く良かった。
それにしてもどのへんが「かくれんぼ」なんだろう……
8. MICROWAVE
初聴で一番衝撃を受けた曲。
“Hymn For The Weekend”(Coldplay)のSeeb Remixみたいなアレンジ。*1
この曲だけ「Produce: Daft Punk」とか「Produce: Avicii」って言われても信じちゃいそうです。
なんて思ってクレジットを見たらアレンジはトオミヨウ。さすがの仕事ぶり……
アレンジもそうなんですが、自分を冷蔵庫に例えて、冷めきった心を温め直すための新しい電子レンジがほしいって言う歌詞世界もなかなか衝撃的。「I am a refrigerator」なんてフレーズをJ-POPで聴く日が来ようとは……
9. 夜間飛行
「月が綺麗」ってやっぱり漱石のあれなんでしょうか?
それはそれとして、ツアーの1曲目がこの曲からしっとり始まったのは意外だったんですが、幻想的な雰囲気も相まってすごく素敵でした。
10. 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
初めて聴いたとき久々にガツンとやられた曲。
疾走するメロディに合わせて走り回るドラムも最高。
2番Aメロみたいにシニカルな視線の歌詞があるぶんストレートな応援歌ではないけど、「よし、やるぞ!」って気分にさせてくれる曲。
「3秒後の世界」よりも「目の前の今」っていうハイパーミクロな視点がグッとくる。
11. 170828-29
初聴はピンときてなかったけど聴いているうちに好きになって行った曲その2。
前情報で北朝鮮のミサイル問題に感化されて作った曲っていうのを聞いてから「鉄槌」みたいなゴリゴリにヘビーな感じかと思ったら、真逆の、どちらかといえば能天気な感じのサウンドでなんで?となりあまり好きになれなかったんですよね。
でもむしろ、この曲が本当にヘビーだったら「救い」も何もなくなるよな……って気付いてからはさすがだなあと思った次第。
「戦場からインスタは映えない」のくだりは流行りを取り入れる「らしさ」と言い得て妙の「らしさ」があってそういうところもさすがだなあと思います。
12. Montage
間奏と同じフレーズのギターがサビでも使われるアレンジは珍しいような気がした曲。
EDMを取り入れつつしっかり「ポルノグラフィティ」になってるのがニクい。
PVの世界観は何度見ても分かりません。ちょっとダリぽさもあるんでしょうけど……
13. スパイス
こういうカントリー調アレンジの曲って今までありそうでなかった気がします。
「休日」みたいな日常を歌ったすごく「平和」な曲。
14. キング&クイーン
どストレートすぎて何度聴いても苦手な曲。ごめんなさい。
アルバム総評:
今のポルノグラフィティだからこそできるチャレンジがたくさん詰まってる素敵なアルバム。