〈以下、ネタバレ感想を含みます。〉
高1の時にNightlifeを聴いて以来、ペット・ショップ・ボーイズのファンになって10余年が経ちます。
今回、念願叶って大阪フェスティバルホール公演を観ることができました!
初の生PSB。一夜開けてもまだ現実感がありません。ありきたりですが、本当に「最高」でした!
まずはセットリストです。
1. Inner Sanctum
2. Opportunities (Let's Make Lots Of Money)
3. The Pop Kids
4. In The Night
5. Burn
6. Love is a Bourgeois Construct
7. New York City Boy
8. Se a Vida é (That's The Way Life Is)
9. Love Comes Quickly
10. Love etc.
11. The Dictator Decides
12. Inside a Dream
13. West End Girls
14. Home And Dry
15. The Enigma
16. Vocal
17. The Sodom and Gomorrah Show
18. It's a Sin
19. Left To My Own Devices
20. Heart
21. Go Westアンコール
22. Domino Dancing
23. Always On My Mind
24. The Pop Kids (Reprise)
では、一つずつ簡単に振り返っていきます!
1. Inner Sanctum
開演前に会場内で流れていたBGMから繋がる形でスタート。開演時間になって手拍子が鳴り響いていた会場のボルテージは一気に最高潮に。
そして……
2人が登場するや高まりはさらにヒートアップ!
それにしてもこの曲、元々はオーディエンスも含めたEDM界の閉鎖性を皮肉ったはずの曲なのに、ライブの最初に持ってこられると、まさにこの場が彼らペット・ショップ・ボーイズとファンによるInner Sanctum=内なる聖域なのだという宣言のようにも思えます。
2. Opportunities (Let's Make Lots Of Money)
そして2曲目でいきなりこれ!
スクリーンに映る大きな$マーク(どことなくアンディ・ウォーホルっぽい)とスマイルマークが皮肉っぽい演出でした。
3. The Pop Kids / 4. In The Night
「ここに集まったみんながポップ・キッズだ」的なニールのMC(というか前振り)で始まったThe Pop Kids。
そのアウトロと繋がるようにして始まったIn The Night。まさかこの曲が聴けるとは……。
そしてここで中央の幕が落ちてサポートメンバーの姿が見えるように!
5. Burn
女性ボーカルとの掛け合いはライブでもしっかり再現されていました。どこまでもクール。
6. Love Is A Bourgeois Construct
何だかんだ高まる曲だなあと。
途中のコーラスを指揮するみたいに"Let me hear you!"って煽ってたニールがお茶目でした。
7. New York City Boy
自分がPet Shop Boysを知るきっかけになった曲。そういう曲がライブで聴けるのも嬉しい。
8. Se a Vida é (That's The Way Life Is)
ラテンサウンドがどこまでもハッピーな感覚を生み出すんだとライブで聴いて改めて思った次第。
9. Love Comes Quickly
ここでクールダウン。先ほどまでとは違いマイクスタンドを握り締めて情感たっぷりに歌い上げる姿はさすがに反則だった。イントロとアウトロでニールも少しキーボード弾いてました。
10. Love etc.
この曲のイントロ、どことなく浮遊感があると思うんですが、ライブで聴くとそれがより強調されてたように思います。
11. The Dictator Decides / 12. Inside a Dream
The Dictator Decidesはちょっとだけ独裁者風に衣装チェンジして歌うニールとスクリーンのアリが印象的でした(なんでアリだったんだろう……)。
Inside a Dreamではスクリーンに映し出されたニールの顔がどんどん変化していくという演出が。
最終的には、ここでもまたウォーホルっぽい感じ(「イメージの反復」by ニール)に。
13. West End Girls
そしてここで投下されるWest End Girlsに鳥肌。しかもまさかのDisco版(Shep Pettibone Disco Mix)の歌詞!
14. Home And Dry / 15. The Enigma
レーザーがとにかく凄いことになってたHome And Dry。
スマホのライトがウェーブする光景は本当に素晴らしかった。
16. Vocal
しっとり聴かせたと思ったらまた骨太なクラブチューン。会場に鳴り響く手拍子。物凄い一体感。
17. The Sodom and Gomorrah Show
そしてまさかのソドムとゴモラ!
18. It's a Sin
からのIt's a Sinの流れはニクいというか、さすが計算し尽くされてるなあとまた鳥肌。イントロ流れた瞬間、割れんばかりの歓声が方々から聞こえてきたのも印象的だった。
19. Left To My Own Devices
"Say goodbye"のところで手を軽く振ってたニールがお茶目でした。
20. Heart / 21. Go West
これで本編終了。イントロ代わりにHeartが数小節。
日本盤歌詞カードの太字の部分(TOGETHERとかGO WESTとか)の掛け合いできて楽しかったなあ。
曲中のメンバー紹介で"Chris Lowe!!"って言われた瞬間にニッコリしてたクリスの表情を見逃しませんでした。笑
そして、アンコール!(思ったよりも早く出てきた印象)
22. Domino Dancing
Domino Dancingの会場全体のシンガロングに嬉しそうにして曲終わった後に"Osaka, fabulous!"と叫んだニールが尊すぎた。#PetShopBoys #ペット・ショップ・ボーイズ#フェスティバルホール
— pg.rt. (@pgpsbrobert) 2019年4月2日
23. Always On My Mind
実質ラストの曲。まさしく大団円。
24. The Pop Kids (Reprise)
ボーカルなしのインストで聴けたのも贅沢だったなあ。
約1時間40分、夢のような時間でした。
約2700席の小さなハコだったから3階席でもステージとの距離がかなり近かったし、巨大クラブと化してた様相はさすがのひとこと。
「僕らにはやるべき古い曲が(まだ)ある」みたいなMCがあったように記憶してますが、その台詞の通り新旧織り交ざったすごくバランスのいいセトリでした。
(最新2作のSuperから4曲、Electricから3曲、一番古いPlease / Discoから4曲っていうところがミソ)
もうすぐ発売になるEP「Agenda」とスチュアート・プライスと作ってるらしいアルバム(今秋発売予定)があるし、また来日してくれないかなあ……